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テーミススピリッツを凝縮した往来之記を読めば、
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(編集後記に代えて)

 8月15日、全国戦没者追悼式が日本武道館で行われ、今上天皇が初めてお言葉を述べられました。昨年までのものに比べると平易で良いという評もありましたが、私は「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し全国民と共に、心から追悼の意を表し……」に少し違和感を覚えました。  太平洋戦争の犠牲者は軍人だけではなく多くの民間人もいたことに触れていないように思えたからです。全国各地への空襲、満州など外地からの引き揚げ、徴用された民間輸送船などで、多くの国民が悲惨な死を遂げたり辛酸を舐めています。  以前も書きましたが、父から聞いた上野で見た光景は今も忘れられません。空襲で両親を失ったらしい8歳ぐらいの兄が餓死し、担架で運ばれてゆくのを5歳ぐらいの弟が「お兄ちゃ〜ん」と後を追って行った姿です。

 満州から帰国した叔父は、祖国へ向かう約200人の集団のリーダーでしたが、ソ連兵が「女を出せ」と迫ってきたときのことを述懐しました。中年女性が沈黙を破り、「若い女性を犠牲にするわけにはいかない。私が…」と名乗り出たというのです。  新聞の8月15日前後の投書欄には、もう元兵士のものは少なくなり、「戦地へ向かう父からの手紙を折に触れて読み返している」など当時、子どもだった人たちのものや空襲に追われたり軍需工場での日々を書いたものが増えてきました。  昭和19年の東南海地震では、隣町のお寺に疎開していた小学生が、倒れてきた墓石の下敷きになって亡くなりました。集団疎開でのひもじい体験は語り伝えられていますが、こんな悲劇もあったのです。  ロシアは不法に占拠した北方領土を返す意思はありません。ロ首相は択捉を訪問した上、国後周辺では軍事演習すら繰り返しています。戦争には反対です。しかし「平和を愛する諸国民」などの甘い言葉に酔っているときではありません。「自分の国は自分で守る」ための万全の備えを固めるときと信じます。

 日本大学総長を8年も務め、心臓外科の権威でもある瀬在幸安氏と久しぶりにお会いしました。氏は日本で冠動脈バイパスと補助人工心臓手術に初めて成功した名医です。  今年89歳になりますが、悠々自適の生活を送っていると思いきや、月曜から金曜まで山形県の病院や介護施設で働いているというではありませんか。その間はマンションで単身生活です。  東日本大震災の被害者が殺到した病院から、医師の派遣を求められ、若手を紹介するのですが、彼らはすぐに帰ってきてしまうのです。そこで瀬在氏は 「それなら私が」と立ち上がったのでした。医者としての使命感に心打たれました。


編集主幹 伊藤寿男

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