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テーミススピリッツを凝縮した往来之記を読めば、
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(編集後記に代えて)

 昨年12月28日、安倍首相は日米開戦発端の地・ハワイを訪問し、オバマ大統領と共に平和と不戦の決意を表明しました。今の80歳以上の人なら開戦の日の高揚感を覚えている筈です。齊藤茂吉氏や高浜虚子氏らも感動の詩歌を詠んでいます。  メディアは首相の演説や艦載機の攻撃は報じましたが、5隻の2人乗り潜航艇が湾内に潜入し、その結果、兵士9人が戦死して犒蛙性瓩秘陲錣譴燭海箸某┐譴申蠅呂△蠅泙擦鵑任靴拭  5隻で9人という数字は当時から疑問を持たれていましたが、実は1人は仮死状態で発見され捕虜第一号になっていたのです。海軍はその事実を戦後まで隠蔽していました。  私は約45年前、米国防総省の資料室で、座礁した潜航艇と砂浜に並べられた数々の遺品を撮った写真を発見しました。乾パンやアメなどと共に、寿屋(現サントリー)のラベルが貼られたダルマ型のウイスキーもありました。狭くて寒い艇内で暖を取ると共に、士気を鼓舞するためだったのでしょう。

 私は死を覚悟して突入した彼らの思いが伝わってきた一枚に心を打たれました。戦争末期の迫真的な戦場写真や終戦後に米兵のジープに少年たちが群がってチューインガムを求める写真などと共に、この一枚は日本に持ち帰ろうと決心しました。  写真は親しかったサントリー広報部の友人に渡しましたが、今は山梨の記念館に展示されています。捕虜第一号だったS氏の数奇な人生は、戦後、小説やドキュメントになり、最近では山崎豊子氏の死で未完に終わった『約束の海』のモデルにもなっています。  母船から離れて真珠湾に突入し戦死した彼らは、泉下で安倍首相とオバマ大統領の言葉をどんな思いで聞いたでしょうか。

 年賀状を出す人が年々減ってきています。若い世代を中心にメールで済ませる人が急増しているからですが、私たちの世代は近況をひと言添えた年賀状に、新しい年を迎えた思いを強く抱くものです。  今年は「80歳を迎えたのを機に年賀状を卒筆します。ご理解ください」という文言の年賀状が数通ありました。私も約400枚用意したものの、12月29?30日にひと言書き加えているうちに疲れ果てギブアップしてしまいました。  昨年は同世代の友人や知人が相次いで逝き寂しくなりました。それに加えて「連れ合いを亡くしました」という知らせに続く、「改めて妻の有り難みを知った」や「ガンの手術から10年間の闘病を支えてきましたが」などの文言に、亡き人への強い思いがにじんでいました。それは妻に先立たれて10年になる私の胸にも強く響いてきました。


編集主幹 伊藤寿男

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表紙/水野典子 カット/山田哲朗
写真提供/共同通信 産経新聞 時事通信

 

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