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テーミススピリッツを凝縮した往来之記を読めば、
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(編集後記に代えて)

 8月15日がやってきます。80歳以上の人にとっては絶対に忘れられない日です。かつてある雑誌で見た「生命ある限り8月15日」という俳句を紹介したところ、同世代を中心に多くの方から「同じ思いだ」という手紙や電話を貰いました。  そんな戦中派も急速に減ってきました。それでも郷里の友人に会うと、町の北台地にあった航空隊の話で盛り上がります。沖の小島を敵艦に見立て、指揮官機が急降下した後から2機の練習機が同じ行動を取っていました。ここで訓練を終えた若い隊員が、特攻基地の知覧や鹿屋から飛び立っていったのです。  ある財界人がエッセイの中で「特攻隊員だった兄の最後のハガキに『大きな川が海に注ぐ湾のギラギラ輝く波の向うにある小島に突進した』とあった。兄はどこで訓練していたのか…」と書いていました。

 白い制服に身を包んだ若い航空兵が、町へ下りてくることもありました。親父が招き入れて「郷里へ電話でもしたら」と勧めても「私だけでは」と断るのでした。先の財界人に、「兄上は私の郷里の航空隊にいたと思います」と手紙を出したところ、「ぜひ兄たちの話を聞かせてくれ」と電話がありました。しかし、日時の打ち合わせをしているうちに彼は病に倒れたのです。私はなぜもっと早く連絡しなかったのかと後悔しました。

 今上天皇は、終戦、沖縄戦の終結、広島と長崎に原爆が投下されたそれぞれの日を心に刻み続けているといいます。8月15日の全国戦没者追悼式には出席するものの後は終日、祈りを捧げていると聞きました。  ここ数年、ご高齢を押して先の大戦の激戦地や被災地へ慰霊の旅を続けられたのも、「生命ある限り」の思いがあるからではないでしょうか。

 11歳だった私の戦争体験などは軽いものです。インパールやガダルカナルなどの悲惨な戦闘などは語られていますが、外地からの帰国や大空襲では国民が過酷な体験をしています。  昨年、創刊号以来の愛読者からの「目も悪くなったから購読を止める」という手紙の中に、満州からの引き揚げの苦労は妻にも子どもたちにも話していない、とありました。最近、某元参謀の本が復刻されましたが、旧軍人らの自慢を含めた戦争体験などより「墓まで持って行く」という方のほうに人間としての潔さを感じます。  そんな戦争に反対し、平和を守るためにはどうすべきか、日本周辺で緊張が高まっているとき、森友や加計などには早く結着をつけ、ミサイルやテロへの対策を真剣に講ずるときです。黙々と任務を遂行している自衛隊や海上保安庁の職員の献身に応えるときと思います。


編集主幹 伊藤寿男

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表紙/水野典子 カット/山田哲朗
写真提供/共同通信 産経新聞 時事通信

 

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