トップへ戻る ºÇ¿·¹æ ÄÌ¿®ÈÎÇä ¥Æ¡¼¥ß¥¹¤È¤Ï ¹­¹ð·ÇºÜ  
<お知らせ> 9月中に新規お申込みいただいた方に小社刊の健康情報誌『くらしとからだ』を差し上げます。

最新号の目次へ
最新号の目次はこちらです
次号は10/1発売です!
定期購読申込み
半年/年間定期購読のお申込を
ネット上で受付しています。
  購読の更新・中止について

過去のタイトルを検索する
記事のダイジェスト版が毎月
届くメールマガジンです!

配信停止申込み
  最新号の目次を更新しました
  朝日新聞の報道を正せば明るくなる
『日本人が勇気と自信を持つ本』 好評発売中!
テーミスの雑誌・書籍がネット上でお買い求めいただけます
雑誌コーナー
テーミス
バックナンバー
書籍コーナー
書籍コーナー
  往来之記
  今月の立ち読み記事
  がん特集記事
  広報担当者様へ
  テーミスとは
  ご意見はこちらまで
  テーミス編集部 ブログ
トップページ 往来之記

テーミススピリッツを凝縮した往来之記を読めば、
テーミスがわかる!
(編集後記に代えて)

 11歳で迎えた8月15日のことは今も鮮明に覚えています。玉音放送はよく聞き取れませんでしたが、父と来宅していた叔父の「負けたんだ」「無条件降伏だ」という会話で戦争が終わったんだ、もう艦載機に怯えることもないのだと安心しました。  その日から町へリュックを背負った元軍人たちが、続いて満州や台湾から人々が家族連れで帰ってきました。父が長男で本家だったわが家へも、2人の叔父がシンガポールと中国から、満州からは叔父一家が辿り着きました。  戦争が始まってから厳しい食糧難が続いていましたが、生きていくために欠かせない塩が全国から無くなってしまったのです。そのために町の広い砂浜が塩田に様変わりし、塩作りが始まりました。早朝、静岡方面からの電車が着く度に、塩を求める大勢の人が町中に溢れたものです。  帰還兵の中にはガダルカナルの生き残りの男もいました。彼が大声を発して通りを駆けて行く姿に、戦争の爪痕を強く感じたものです。それでも町には解放感が広がっていました。  祭りが復活し、各村落が競って出した山車を引く歓声が湧きました。町に一軒の劇場は連日、さまざまな演し物で賑わい、「エノケン」ならぬ「エノケソ」もやってきました。

 平和のありがたさが実感された日々でした。あれから72年、北朝鮮のミサイルが今、わが国の上空を通過するばかりか、米国の出方によっては本土への攻撃すらありうる状況です。  平和は希求するだけでなく、努力して勝ち取るものです。地方都市の駅前などには、未だに「平和都市宣言」という大看板が立っています。これでミサイルが避けてくれると思い込んでいるなら笑止千万です。  戦後、左翼政党や進歩的文化人なるものは「非武装中立」だとか「占領されても赤旗で出迎えれば生命は奪われない」などと太平楽を並べていました。そんな彼らの妄想を国際情勢の緊張が吹き飛ばしてきましたが、北朝鮮の挑戦は喫緊の問題です。  平和は誰もが希求しています。では、その平和を守るためには何をすべきかが問題です。テレビでは同じ顔ぶれの有識者が、トランプ大統領と金委員長の言動を忖度しているだけです。

 敵視する国々に「日本侮れず」と恐れさせる具体策を実行するときです。終戦直前、在郷軍人に駆り出された母が、上陸してきた敵を竹槍で迎え撃つ訓練を海岸でさせられました。こんな「泥縄」が大真面目でまかり通っていたのです。戦中戦後を体験した一少年の思いです。

来月号で小誌は25周年、これも読者の皆さまのお陰です。頑張ります。


編集主幹 伊藤寿男

ページトップへ

表紙/水野典子 カット/山田哲朗
写真提供/共同通信 産経新聞 時事通信

 

Copyright (c) 2002- Themis Co.,Ltd All Rights Reserved.
このサイトに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。
当ページへのご質問・お問合せは【こちら】までお願い致します。