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テーミススピリッツを凝縮した往来之記を読めば、
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(編集後記に代えて)

 8月になると、どうしても戦争が終わった昭和20年8月15日を思い出します。駿河湾に面した町の北台地にあった航空基地を、米軍の艦載機が連日のように襲撃していました。帰宅途中に襲われた同級生は、田圃に突っ伏した横を銃弾が走っていったと恐怖を語りました。  基地や海では若い航空兵が狎屬箸鵑椨瓩箸い錣譴疹型飛行機で訓練を続けていましたが、たまの休みには白い制服の彼らが町へ降りてきたものです。両親が「お茶でも」と数人を招き入れ「郷里へ電話したら」と勧めたとき「私だけでは」と断ったのを覚えています。  そんな彼らが訓練を終えると知覧や鹿屋から特攻隊員として敵艦に突入していったのです。約20年前、知覧の平和記念会館へ行ったとき、彼らの母親に宛てた遺書に胸が詰まり待たせていたタクシーに戻りました。  運転手が「あなたと同世代の方は耐えられないとすぐ戻ってきます。中には泣いている方もいます」と話し掛けてきました。映画やテレビでは、白いマフラーを靡かせた彼らが颯爽と出撃するシーンがあります。しかし中には泣き叫ぶ彼らを整備兵たちが特攻機に押し込むこともあったそうです。

 そんなことがあったにせよ、国や家族のために散った彼らを誰が責められましょうか。彼らのお陰で今の日本があることに思いを至すべきです。さらに、中国やロシアの急増する領空侵犯に死を賭して緊急発進している自衛隊員、尖閣諸島周辺で領海侵犯を続ける中国領船と対峙している海上保安庁職員がいることを忘れてはなりません。  熊本地方を襲った風水害の被災地に、コロナ感染の危険も恐れず駆けつけたボランティアに感動しました。無償の彼らに比べ疚しいところがある自説を広めようとして、公費に集った奴らのなんと卑しいことか!

 最近、もう戦争体験はいらないという発言を見ました。元兵士だった人はもちろん、私のような狃童紊両年瓩80代後半になりました。しかし、戦場での体験はもとより、悲惨だった満州や朝鮮からの帰国、集団疎開、都市への無差別攻撃など、生きているうちに書き残しておくべきだと思います。  かつて本欄で、「命ある限り八月十五日」という俳句を紹介しました。すると読者から「うちの句会で『生きている限り八月十五日』という句が披露されたという手紙を貰いました。その後、「八月や六日九日十五日」という句や「何百年経っても八月十五日」という句も見つけ強い共感を覚えました。日本人にとって8月15日は永久に忘れられない日なのです。10歳の少年でしたが、あの日の安堵感と解放感は忘れられません。


編集主幹 伊藤寿男

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