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加藤陽子東大教授が皇室に招かれた裏事情
加藤陽子東大教授が皇室に招かれた裏事情
西尾幹二氏らに自虐史観と批判された彼女を誰が上皇ご夫妻に会わせたのか?!


■小林秀雄賞受賞で脚光を浴び
 日本学術会議の会員任命拒否問題は、いまだに波紋が続いている。  新会員に任命されなかったのは、松宮孝明立命館大教授(刑事法)や小沢隆一東京慈恵医大教授(憲法学)ら6人だ。松宮氏は'17年、参院法務委員会に参考人として出席し、共謀罪の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法を「戦後最悪の治安維持法」と非難した。小沢氏は'15年、安全保障関連法の中央公聴会で「歯止めのない集団的自衛権行使につながりかねない」と廃案を主張していた。  新聞報道によれば、この6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念したとされるが、本当にそうか。政府関係者によれば「任命された99人の中にも、政府の法案を批判した学者もいた。問題は安保関連法や特定秘密保護法に対するスタンスだけではない。6人以外にも明らかに中国や韓国の軍事関係者とつながりを持つ学者が数十人いた」と語る。  任命拒否された6人の中には、加藤陽子東大大学院人文社会系研究科教授(歴史学)もいた。菅義偉首相が唯一、「知っている」と答えていた学者である。彼女は「特定秘密保護法に反対する学者の会」に参加し廃案を求める声明を発表。「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人でもある。  加藤氏の専攻は日本近現代史。夫は有名予備校で東大合格を目指すための日本史講座を担当するカリスマ講師・野島博之氏である。桜蔭高校→東大文学部卒。東大大学院を経て山梨大教育学部助教授を務めた。'97年『徴兵制と近代日本』で東大博士号を取得し'09年東大教授に。'10年『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞を受賞してから脚光を浴び、福田康夫政権で内閣府公文書管理委員会委員も務めた。  東大関係者がいう。 「彼女は東大に入学してすぐ、駒場で民青(民主青年同盟)活動を始め、新左翼活動に邁進していた。しかし、伊藤隆教授に師事したことで、リアリストとして実証的ないい仕事をしてきた。だが、『それでも?』以降、再び左翼的な自虐史観を振りまくようになった」  評論家の佐高信氏との共著『戦争と日本人―テロリズムの子どもたちへ』('11年)では、自身のルーツについて尋ねられ、「強いて言えば連れ合いの影響でしょうか。私自身は何の変哲もない人生ですが、連れ合いのほうは学生時代に代議員大会が成立した最後の委員長といわれた頃の駒場の自治会委員長をやっていたりして、尾行もいたのでは。転び公妨(警察官などが被疑者に公務執行妨害罪などを適用して現行犯逮捕する方法)みたいなことも、本当にあるんだなあと思って見ていた事例もありました」と語っている。



■加藤氏の歴史分析にも興味を
 あまり知られていないが、実は上皇陛下、上皇后陛下は、歴史談議が好きでかつて歴史家の半藤一利氏や保阪正康氏らを頻繁に御所に招かれていた。そのなかに、加藤氏もよく加わっていたという。  宮内庁関係者は「上皇ご夫妻は、京都に行かれた際には日本古代史の歴史学者で京都大学名誉教授の上田正昭氏の元へお忍びで訪ね、継体天皇のルーツや渡来人について熱心に聞かれていたことがある。近現代史においても、とくに3人の歴史学の話を聞くのを楽しみにされていた。上皇ご夫妻は、昭和天皇の終戦の『聖断』があった地下壕『御文庫附属室』付近にも彼らを案内されたこともあったと聞いている」と語る。  なかでも美智子さまは、とくに加藤氏の歴史分析に興味を抱き、「先の戦争について語らせたら、加藤さんは日本一ね…」と感想を漏らされていたという。  さまざまな歴史家たちと、皇室や宮内庁関係者との関わりは、'06年7月に日経新聞が報じた「富田メモ」がきっかけだったとする指摘は多い。  元皇室担当の全国紙記者はこう語る。 「このメモは元宮内庁長官の富田朝彦氏がつけていたとされるもので、昭和天皇がA級戦犯の靖国神社合祀に、強い不快感を示していたという報道だった。分析したのは歴史家の秦郁彦氏と半藤一利氏だったが、その後、日経は『富田メモ研究委員会』を設置し、御厨貴東大教授や保阪氏らを委員に加えている。これをきっかけに、歴史研究家と皇室の意見交流が始まった。半藤氏と保阪氏がその頃、近現代史で頭角を現した加藤氏に声をかけ、当時の天皇・皇后両陛下に接触されたのだと思う」  半藤氏と保阪氏、加藤氏の出会いは'05年文藝春秋主催の座談会だ。その後、'10年、半藤氏原作による映画『日本のいちばん長い夏』が公開されたが、この映画製作にあたっても加藤氏が関わっている。そもそも大宅壮一氏の名で出版され、のちに映画化された『日本のいちばん長い日』をベースにした作品だが、映画では半藤氏役の編集者が過去の座談会を再現したり、田原総一朗氏や鳥越俊太郎氏らが役者として登場する。



■著書を「青少年有害図書に」の声
 加藤氏は有名大学の受験生が、爛丱ぅ屮覘瓩箸靴討い觧垣扈佝納劼龍飢塀顱愍楡眛本史』の執筆に関わっているが、執筆者が伊藤隆氏から弟子の加藤氏に交代したことで「南京事件などに関する記述が日本史の残虐性を強調する形で増えている」との指摘がある。  評論家の西尾幹二氏はかつて加藤氏について「日本が被害者としての自己意識と安全保障上の動機から行動していたことを自ら書いているにもかかわらず、やはり悪いのは加害国の日本だという話に戻る。それは加藤さんがマルクス主義者、左翼の原罪意識にずっと引きずられているからでしょう」と述べている。 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は東大に多くの合格者を出している神奈川県の名門・栄光学園の歴史研究部の生徒たちに行った講義をまとめた著書だが、西尾氏は「『それでも〜』は青少年有害図書に指定すべきだ」といっていた。  続編の『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』も、高校生向け講義をまとめたものだ。共に優秀な中高生に向け、平易な文章で書かれていることは評価できる(加藤氏の論文は難解なものが多い)が、結局は自虐史観や東京裁判史観のなかでしか、歴史を論じていない。これまでの左翼学者がいうような「すべて日本軍が悪い」という極端ないい方はしないが、日本人はいったいどこで道を間違えたのかという議論ばかりで、欧米や中国がどんな水面下の動きをしたかについては、言及が少ない。『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)では万宝山事件や通州事件など、中国に不利な事件については全く触れられていない。  かつて彼女は毎日新聞で「『戦後民主主義』体制を守り、憲法9条が放棄されたら日本国籍を放棄する」といっていたが、これこそがホンネなのではないか。

(2020年12 月号掲載)
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