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小池東京都知 事再選焦り自民&公明に媚びる
丸川珠代や橋本聖子立つか?!
知事選前倒し論が飛び出すなか官邸は地方法人特別税などで“兵糧攻め”を狙う


■討ち死にした自民前都議怒る
「都知事選が1年前倒しで今夏に行われることになりそうだ」  東京五輪を来年に控えた東京都で、こんな話がまことしやかに飛び交っている。就任3年目を迎えた小池百合子都知事は大した実績もなく、豊洲市場移転問題をはじめ、都政をいたずらに空転させてきた。  彼女は就任当初こそ「緑色の旋風」と持て囃されたが、口先だけのパフォーマンスが露呈し、小池陣営の都議、マスコミ、都民が一斉に彼女から離れていった。それでも「東京五輪の東京都知事」を狙う姿は見苦しいが、ここにきて「都議会の不信任案決議」を見据えた“小池包囲網”ができつつある。  永田町関係者が語る。 「自民党の“小池憎し”は相当根深い。小池氏は都議会を伏魔殿扱いするなど徹底的に攻撃したため、いまも各政党との関係改善が進んでいない。とくに都議会自民党は『小池氏の自民党バッシングで、何人の議員が“討ち死に”したと思っているんだ!』といまも怒りが収まらない。最大の標的にされた都議会のドン・内田茂元都議も『オレのところに直接謝罪に来なければ、絶対に許さんぞ』と周囲に語っている」  今回の“前倒し説”も自民党サイドから流れた可能性が高い。今後は丸川珠代前五輪担当相や片山さつき地方創生担当相、さらに日本五輪委員会副会長を務める橋本聖子参院議員など有力な知事選候補者を擁立し、小池氏が'20年7月の任期満了を待たずに今夏の参院選に転出するよう圧力をかけていくというのだ。  ただし、不信任案については小池氏を支持する都民ファーストの勢力も強く、不信任に必要な95人に届かない可能性もある。自民党内部には東京五輪を理由に“特例法”を作り、国の力で強引に都知事選を前倒しする動きも出始めたが、そこには「地方自治で小池氏と相反する考えを持つ、菅義偉官房長官を中心とする官邸の意向がある」(事情通)。  こうした状況に、小池氏も自民党へ必死にすり寄りを見せた。昨年11月5日、小池氏は自民党東京都連幹部と会談した際、都知事選の最中に行った自民党批判について「言葉が過ぎた部分があった」と陳謝。発言の狙いは、政府が大都市への税収集中を是正するため検討している「地方法人特別税」の見直し反対に向け、小池氏が自民党都連の協力を得るためだったといわれるが、「彼女の本音は東京五輪前に行われる都知事選で再選を果たすため。これまでの上から目線の態度とは打って変わって、自民党都連関係者にしなだれかかってきた」(自民党関係者)。



■二階すり寄りに支持者は反発
 猪瀬直樹、舛添要一両元都知事が醜聞で失脚し、転がり込んできた五輪主催都市の首長の座は華やかで魅力的だ。世界に自身の存在感をアピールできるうえ、その後の国政復帰もしやすくなる。だが、都民の憎悪を一点に向けさせるため都議会自民党を仮想敵にしたのは失敗だった。  小池氏は“無風再選”を狙い、二階俊博幹事長と会うなど自公の協力を取り付けようと必死だ。しかし、前出の「地方法人特別税」を巡る都と国の対立を見ても、小池氏の劣勢が目立っている。  全国紙社会部記者がいう。 「地方法人特別税は『大企業本社や外資系企業を抱える大都市が地方法人税を独占することを防ぐ』という名目で'08年に導入されたが、本当の理由は自民党が'07年の参院選で大敗し、バラマキで地方の支持を回復させることにあった。その意味で非常に政治色の濃い税なのだが、当時の石原慎太郎知事は逆に福田康夫首相(当時)に掛け合い、人脈を駆使して政府に外環道着工の協力などを約束させて元を取った。しかし、小池氏にはそんな人脈もしたたかさもない」  実は地方法人特別税は、'19年度に廃止される予定だった。それが突如見直しとなった背景には「この税の所管は総務省で、方向性を示すのは官邸。つまり菅氏が大いに関係している」(前出の全国紙社会部記者)ことは間違いない。  自民党攻撃を仕掛けた小池都政を、“兵糧攻め”で締めあげる──。すでに国は'18年度から地方消費税の配分方式を見直しており、東京都は約1千億円の税収減となっている。小池氏は有識者会議を立ち上げるなど対抗策を講じているが、東京都以外の道府県は「平均出生率が低い東京に人やカネが集中するほど、日本全体の人口は抑制される。これを地方に再配分することが今後の日本にとって重要だ」と大賛成だ。自らの利益しか考えない、小池氏の“東京中心主義”に国も地方もノーを突き付けたといっていい。  彼女は反自民票を得て当選しただけに、「露骨に自民党にすり寄れば、これまでの支持層から『背信行為だ』と大批判を受ける」という不安もある。しかし、都民ファーストの会が都議会公明党から連携を解消されるなど、もはやなりふり構っていられる状況ではない。



■テレビ露出で人気回復焦るが
 信用が地に堕ちた小池氏と都民ファには、もはや小池氏を再選に押し上げる力は残っていない。そこで彼女が取った行動は、自らの人気の源泉となったテレビへの露出だった。  昨年末、小池氏はテレビ東京系の人気番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』にスイカ模様のヘルメット姿で出演。彼女はテレ東の『ワールドビジネスサテライト』でキャスターを務めたことで同局にパイプがある。『池の水ぜんぶ抜く』にも出演し、顔に泥をつけるなどパフォーマンスにも余念がなかった。  しかし、肝心の知事としての仕事では一向に成果が上がらない。豊洲市場移転でも「築地は守る、豊洲は活かす」と都合のいいスローガンを並べたものの決断できず、小池氏に振り回された数年間で多額の税金が費消された。現在の豊洲市場は「清潔で使い勝手がよい」と好評で、マグロの解体作業や東京湾が一望できる屋上緑地を目当てに観光客が多数訪れており、「もっと早く移転すべきだった」との声があがっている。  実際、移転延期によって東京五輪への影響は避けられない。大渋滞が予想される五輪期間中に不可欠な五輪専用道路整備のほか、築地跡地を一時利用する予定だった車両基地計画も進んでいない。都議会関係者は「市場関係者への補償額など、移転延期にかかった費用がどこまで膨れ上がるかわからない。小池知事は説明責任を果たすべきだ」と断言する。  こうしたなかで今年1月、都民ファの都議3人が離党した。彼らは「政策決定などにおいて党の意思決定が不明瞭」などと批判したが、小池氏のリーダーシップの欠如が改めて露呈された。  小池氏は再選に焦り自民・公明に媚びているが「何をいまさら」のムードが漂う。小池包囲網が狭まるなか、パフォーマンスだけで知事になった彼女に逆転の可能性はない。

(2019年2月号掲載)
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