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佐川国税庁長官へ税金払わずの声湧く
森友疑惑に記者会見もせず
大新聞の及び腰に対し市民団体が強く抗議しているが現役税務署員からも批判が


■省内は「知らぬ存ぜぬ」に喝采
 7月5日に国税庁長官に就任した佐川宣寿氏が、いまだに就任会見も開かぬまま逃げ回っている。  いわゆる森友問題で財務省理財局長として国会答弁に立った際、佐川氏は「記録は破棄した」「データはない」「政治家の関与はない」などと、爐覆い覆い鼎し瓩離璽躄鹽を連発。その後、国民の不満を尻目に国税庁長官に栄転すると、同庁の広報を通じて「伝統ある国税の職場で働くことを大変光栄に思う」との就任コメントを発表したきり、記者クラブからの再三にわたる会見申し入れを拒否し続けているのだ。  佐川氏に詳しい財務省OBは「通常は就任から2〜3週間で会見を開く。それが2か月以上も開かれていないのは異常事態だ」として、佐川氏の素顔を次のように明かす。 「一言でいえば、世渡り上手な能吏で、立ち回りも実にうまい。世間的にはたしかに評判は悪いが、森友国会を知らぬ存ぜぬで貫き通したことで、省内には『窮地に陥った財務省を守った救世主』との声もある。その一方で、私生活では『酒と女』が好きで、よく遊び歩いていた」  酒と女といえば、旧大蔵省時代の'98年、都市銀行や証券会社の大蔵省担当者による過剰饗応事件が発覚したが、その渦中の1人が当時の中島義雄主計局次長だった。また、これに先立つ3年前には当時の田谷廣明東京税関長が饗応疑惑で辞めている。  この財務省OBが続ける。 「実は、その中島氏や田谷氏から若手のホープとして可愛がられていたのが佐川氏で、夜の付き合いに同席させられたと聞いている。もっとも今回の長官就任は森友国会に対する論功行賞というよりも、定例の昇格人事というほうが正確だろう。事実、財務省理財局長からの国税庁長官への昇格は4人連続のことだ。ただ今後も就任会見が開かれない状況が続けば、異例の進退問題に発展する可能性もある」



■納税者1万人超が罷免要求を
 佐川氏は'57年、福島県いわき市生まれ。'82年に東京大学経済学部を卒業して旧大蔵省に入省。大阪国税局調査部、高山税務署長、近畿財務局理財部長などを務めた後、主税局総務課長、大阪国税局長、国税庁次長などを歴任した犢饑波瓩凌擁で、塩爺こと塩川正十郎財務相時代には大臣秘書官も務めている。  それだけに、国民から税を徴収する最高責任者の国税庁長官に栄転したいま、納税者からの風当たりには厳しいものがある。ある国税庁幹部も「森友学園に対しては当初の評価額より8億円以上も安い価格で国有地が売却されている。税金が闇に消えたかもしれないその交渉経緯に口を閉ざし続けたのが佐川氏だった」として、次のように指摘する。 「その結果、国税庁内からは『佐川氏の長官就任で税務調査がやりにくくなった』『調査対象者に書類を破棄したと居直られるかもしれない』などの怨嗟の声が上がっている。実は、各税務署での税務調査が本格化するのは7月の人事異動を経た9月以降のこと。現場からは『このままでは税務署員が納税者から嫌味や不満をぶつけられるのは確実。佐川氏にはすぐにでも辞めてもらわないと大混乱に陥る』との悲痛な声もある」  この国税庁幹部によれば「佐川氏はこの10月にも長官辞任に追い込まれる」との情報も流れているとのことだが、このように財務省内や国税庁内で毀誉褒貶が相半ばするには佐川氏自身のキャラクターも少なからず関係しているようだ。財務省の中堅職員が打ち明ける。 「佐川氏については、上にはせっせと媚を売るが下には鼻も引っかけないタイプ、との酷評もある。事実、部下が相談にやって来たとき、佐川氏が『それはオレの仕事じゃない。オレにいちいち迷惑をかけるな』といって、すげなく対応した一幕もあった。場合によっては、部下を怒鳴りつけたり恫喝したりと、傲岸不遜な一面を見せることもあった。このような性格だからこそ、火だるま状態の森友国会を鉄面皮で乗り切ることができたのかもしれない」  だが、納税者の怒りは収まらなかった。8月21日、森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会(発起人・醍醐聡東京大学名誉教授)が約1万人分の署名を添えて、佐川国税庁長官の罷免を求める申入書を麻生太郎財務相に提出したのである。しかも、署名には佐川氏あてのメッセージがついているものもあり、中には「仕事がしにくい。早く辞めてくださるようお願いします」との、現役税務職員からのものもあったという。  佐川長官の罷免を求める署名はその後も集まり続け、市民の会は署名運動の再開を決定するとともに、10月12日までに集まった分を再度、財務省や国税庁に届けることも決めている。また、署名再開を決めた9月13日、市民の会は全国の税務職員、税理士、公務員、事業者らから意見や情報を募る「異議あり! 佐川国税庁長官 ご意見受付ホットライン」をホームページ上に開設した。さらに集まった意見や情報をホームページ上で公開するとともに、これらを財務省や国税庁にも届けたいとしている。情報は匿名で集められるから国税にとって意外な爆弾が寄せられる可能性もある。



■市民の会が「HP」で意見求め
 そんななか、怒りを爆発させた一部の市民らが連日、都内にある佐川氏の自宅前に押しかけ、佐川氏が現れるかどうか、その模様をネットで中継するという騒動も起きている。  8月中旬から始まったネット中継の総視聴者数は毎回1千人から2千人ほど。中継の際には視聴者から「早くからお疲れ様」などのコメントも寄せられ、中には「国民に就任の挨拶ができないのはどうして」「確定申告用紙は黒塗りでいいんですよね?」「領収書は即廃棄でいいんでしたっけ?」といった、皮肉たっぷりの佐川氏あての質問も寄せられる事態に至っている。  その一方で、大手紙の追及はいかにも甘い。佐川氏が就任会見拒否を宣言した翌日の8月9日の新聞は、読売が「佐川氏『森友質問避けた』の声」、毎日が「森友問題の説明 消極姿勢」などの見出しで報道していたが、担当記者が佐川氏自身を直撃し、その生々しい模様を報じた記事はなかった。  佐川氏は自宅以外の場所に雲隠れしているとの情報もあるが、担当記者は自宅前で待ち続けるしかない市民らとは違い、長官室の前で待っていれば佐川氏は必ずや姿を見せるのだ。抜け駆けはご法度という記者クラブ内の内輪の決まりを口実に静観を決め込んでいるのだとしたら、国税当局による社への税務調査などの猜麌瓩魘欧譴匿込みしていると思われても仕方がない。  いま知らんぷりを決め込む国税庁と財務省、さらに国民の知る権利に応えない大マスコミに対して、納税者は怒りと不信を募らせている。

(2017年10月号掲載)
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