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米国‐新型核爆弾B61‐12が北朝鮮撃つく
トランプが安倍首相に囁いたみ
北朝鮮を瞬時に完全破壊する驚異の新兵器は標的のみで犠牲者は約1千人だけだ


■「核開発競争」加速の原因にも
 トランプ米大統領が対北朝鮮開戦に備え「最も危険な核兵器」といわれる新型核爆弾開発の加速と、その投入を指示する秘密の大統領令に署名したと、来日した大統領元側近が明らかにした。北朝鮮が'17年11月末「核戦力の完成」を宣言、本格的な対米核戦争の恫喝を加速しており、米国も強力な戦術核兵器を投入し、北朝鮮「瞬時の完全破壊」が必要と判断したためだ。ロシアなど第三国の参戦介入を阻止する狙いもある。  開発中のB61‐12型核爆弾は、精度の高さと破壊力の大きさで「限定的な核戦争を招きかねない」とロシア側が牽制する核兵器だ。米国防総省は「使える核兵器」の切り札として北朝鮮に投入し、世界のテロリスト国家に新たな核の抑止力を顕示する構えだ。巡航ミサイル・トマホークの大量攻撃とともに、岩国基地などからB2爆撃機やステルス戦闘機F35が、敵のレーダー網をかいくぐって夜間に急襲する極秘作戦も練られている。  大統領令は議会の承認を経ずに直接、米連邦政府に発令する命令で、法律と同等の効力を持つほどの威力がある。トランプはこれまでも移民規制強化で大統領令を発令してきたが、軍事に関わる大統領令は公表されないケースが多い。大統領選挙期間中も「なぜ使わない核を持っているのか」と核使用を躊躇するオバマ政権に疑問を提示していた。  ただマティス国防長官が、大統領の「国家安全保障戦略」発表前、'18年2月に開催の韓国の冬季五輪について、「我々に向かいICBMをぶちかますと吠える国のそばで平和五輪などありえない」といい放ち、国防総省幹部は大統領の本気度に気を引き締めたという。  米国防総省が完成を急ぐ戦術核爆弾B61‐12型は、従来の戦術核爆弾B61を大幅に改良し「史上最も破壊力の優れた兵器」(ロシア紙)となる。米議会内でもこの兵器は、「核開発競争を加速させる」との批判が渦巻くほどで、本当の破壊力や精度の詳細は軍事秘密だ。 「新爆弾はB61のグレードアップにとどまる」(米国防総省)という説明は米議会の承認を得る隠れみのに過ぎず、「桁違いの核爆弾となる」(防衛装備庁元研究員)という。  特にその精度は米国のこれまでの核爆弾の平均誤差半径が150蛋宛紊砲箸匹泙襪里紡个掘■61‐12型の誤差半径はわずか10辰泙妊▲奪廚気擦燭箸両霾鵑發△襦



■「容易に使える核の時代」到来
 B61‐12型はそれ自体に新たに垂直尾翼を備え付ける画期的な爆弾となり、レーザー誘導により巡航経路を変更して地下の目標物を核爆発で完全に破壊することも可能だ。地下の核施設はおろか、ICBMを抱えて逃げる移動式搬送車も捉え「追尾破壊」することも可能なほど精度が高められたことで、公式でもTNT換算5万鼎稜鵬力を持つこの核爆弾はミサイルに近く、40万典蕕粒貿弾に相当する「悪魔の核兵器」(米軍事サイト)ともいわれる。  だが北朝鮮攻撃に際し、安倍首相がトランプに何度も密かに求めたのは北朝鮮の「反撃能力を瞬時に奪う完全破壊(totally destroy)」だ。「1発でも核兵器の撃ち漏らし」があれば、北朝鮮はミサイルや核兵器を保有しているため、「同盟国に甚大な被害をもたらすリスク」(韓国メディア)があり、これが同盟国内の左翼勢力の反戦運動の根拠になっていた。  米国防関係者は、北朝鮮の地下核施設は偽装施設も含めこれまで10か所は確認されており、「未確認を含めB61‐12型核爆弾を30発撃ち込めば北朝鮮の目標全ての確証破壊が担保できる」と豪語する。  東京で行われた日米首脳会談でもトランプは日本側に核武装を求める中で、安倍首相に新しい戦術核兵器の秘密を打ち明け、日本に配備するF35への装備も視野に自衛隊側の協力を要請したという。  ただこの新型戦術核爆弾の開発成功と実戦配備は、大国間の核戦力の均衡を揺るがす恐れが大きい。米国防総省が将来の対中戦に備えシミュレーションした結果、米軍が中国のICBMサイロ(格納庫)に対して既存の核兵器を用いて攻撃を試みた場合、400万人以上の犠牲者が予想されるという。しかし新型戦術核爆弾を使用した場合には、その精密な破壊力のために1千人程度の犠牲者しか出さないという恐るべき結果が出た。 「『使えない核の時代』から『容易に使える核の時代』に踏み出す可能性がある」と、国際ジャーナリストの国谷省吾氏は話す。互いの大陸間弾道ミサイルの脅威を取り除くために、大きな犠牲を伴う自国のICBMを撃たずに除去できる可能性が出てくるからだ。これまで核戦争を抑止してきた「ICBMの均衡」というストッパーが外れ、新型の核爆弾を使い相手国のICBMを除去する動きも高まりそうだ。



■緊張緩和で油断させ不意打ち
 今後は、戦略核兵器の相互確証破壊という大時代的な核均衡のバランス維持ではなく、大量の人口の犠牲者を招くことなく相手国の地下核施設だけを破壊できる時代が到来する。  米国防総省はこれまで北朝鮮攻撃のシナリオを練っていたが、通常のバンカーバスター爆弾やトマホークでは、精度の不足と破壊力の規模で北朝鮮の地下核施設を撃ち漏らす危険が指摘されていた。これが米政権の北朝鮮先制攻撃への大きな障害となり、地下の核施設を「完全に破壊する兵器」の開発が待たれていた。今回の新型核爆弾の開発が成功すれば、この新爆弾でトランプは攻撃の機会を窺うことになる。 「相手が予測できない攻撃こそ最高の戦略だ」。上機嫌なトランプは安倍首相に対しゴルフの中で、ビジネスも含め勝利の要諦をこう語ったという。一時は北朝鮮をなだめるような側近発言を連発し緊張緩和で時間をつくり油断させておいて、機会を待ち新型核爆弾の不意打ちを狙うというトランプの思惑が透けてくる。  すでに緊張緩和への努力の動きを見せることにも怠りはない。ティラーソン米国務長官は12月、カナダのバンクーバーで新たに北朝鮮の核ミサイル開発を協議する関係国閣僚級会議の開催を呼びかけた。'50年の朝鮮戦争に参戦した国連軍(米国や韓国)と北朝鮮軍(北朝鮮、中国やロシア)のほか、日本に対し協議に加わるよう呼びかけ、平和裡に北朝鮮に核ミサイルの開発を停止させる方法を協議するという。  こうした緊張緩和に向けた努力にもかかわらず、北朝鮮側は'17年末から迫り来る戦術核の襲来を恐れ「炭疽菌攻撃」の情報を流し始めた。核弾頭の開発が間に合わない場合、ICBMに炭疽菌を搭載できるというわけだ。北朝鮮のICBMが火を噴くか、トランプ政権の「戦術核」が急襲するか。アジア太平洋地域で新たな核軍拡レースの幕開けを迎えようとしている。

(2018年1月号掲載)
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