トップへ戻る ºÇ¿·¹æ ÄÌ¿®ÈÎÇä ¥Æ¡¼¥ß¥¹¤È¤Ï ¹­¹ð·ÇºÜ  
<お知らせ> 9月中に新規お申込みいただいた方に小社刊の健康情報誌『くらしとからだ』を差し上げます。

最新号の目次へ
最新号の目次はこちらです
次号は10/1発売です!
定期購読申込み
半年/年間定期購読のお申込を
ネット上で受付しています。
  購読の更新・中止について

過去のタイトルを検索する
記事のダイジェスト版が毎月
届くメールマガジンです!

配信停止申込み
  最新号の目次を更新しました
  朝日新聞の報道を正せば明るくなる
『日本人が勇気と自信を持つ本』 好評発売中!
テーミスの雑誌・書籍がネット上でお買い求めいただけます
雑誌コーナー
テーミス
バックナンバー
書籍コーナー
書籍コーナー
  往来之記
  今月の立ち読み記事
  がん特集記事
  広報担当者様へ
  テーミスとは
  ご意見はこちらまで
  テーミス編集部 ブログ
トップページ 今月号の目次立ち読み記事(無料)ページ

白鵬日本国籍取得し協会乗っ取りへ
相撲協会の無為無策が情ない
理事長への野心をたぎらせる白鵬へ協会内部から批判と反発が出たが弱々しい


■八角に近い幹部が情報提供か
「(ゴルフの)最後のパットは相撲の立ち合いに似ていて緊張感がある。思い切りのよさもあるし、二十歳にして“横綱大関相撲”だよ」  このところ、横綱白鵬の機嫌がすこぶるいい。最近も42年ぶりに女子ゴルフで全英オープンに優勝した渋野日向子を大絶賛。「今度会って、手を握ってみたい!」というリップサービスまで飛び出したことに、記者たちは驚いたという。  ご機嫌の理由はもちろん、白鵬の「日本国籍取得」が確実になったことだ。すでに母国・モンゴルでも国籍離脱が許可され「あとは日本側の受け入れ次第。いつ官報に載ってもおかしくないところまできた」(スポーツ紙記者)という。「日本人・白鵬」になれば悲願だった「理事長への野望=日本相撲協会の全権掌握」という“扉”がついに開かれるのだ。  白鵬の余裕は夏巡業でも見えた。8月14日の青森巡業では土俵の鬼・初代横綱若乃花の故郷で大技を試した。前頭琴恵光への「三番稽古」の3番目に、若乃花の得意技「呼び戻し」を披露、豪快に琴恵光を転がして見せた。彼は満員のファン(約2千人)の前で「呼び戻しといえば青森。初代若乃花といえば呼び戻しです」と笑顔で話したが、初代若乃花は相撲界の改革を訴えながら協会を追われた貴乃花の伯父である。貴乃花引退の裏には白鵬を頂点とする「モンゴル力士会」の横暴があっただけに、関係者の批判は多かった。  そんな白鵬に、ここに来て一部メディアによるバッシングが起きている。本来、相撲界の頂点である横綱は別格であり、相撲界の常識でいけば批判記事が出ることすらありえない。とくに白鵬は“八百長疑惑”も囁かれたが一人横綱として活躍し、名古屋場所で優勝した鶴竜をはじめモンゴル人力士のトップでもある。  バッシング記事はこれまでの“白鵬の悪行”を詳細に報じるもので、優勝インタビューで万歳三唱や三本締めを行ったあと、理事会で「おまえの成績なんて、ただの数字にすぎないんだよ!」と協会幹部から怒鳴りつけられた内幕も書かれている。しかし、相撲協会の理事会は「完全非公開」のため、「協会内部に告発者 がいる」と噂になった。貴乃花が協会を去ったあと、今度は「白鵬vs.協会執行部」という新たな確執が土俵の下で燻りはじめているのだ。  ベテランスポーツ紙記者がいう。 「この話は、相撲関係者の間でも頻繁に話題になっている。白鵬が所属する伊勢ケ浜一門の親方衆によれば、バッシングの背後には八角理事長(元横綱北勝海)に近い協会幹部がいるとの見立てがもっぱらだ」



■“白鵬部屋”へ向け準備が進む
  とはいえ、最近の白鵬の驕りは目に余るものがあった。  一昨年に起こった「貴ノ岩暴行事件」は誰が見ても白鵬が犢幕瓩世辰燭海箸呂呂辰りしている。しかし、事件の詳細は曖昧なまま終結し、次期理事長の最有力候補で相撲界浄化の「切り札」だった貴乃花は自ら引退の道を選んでしまった。  白鵬が頂点にいるモンゴル人力士の互助会組織「モンゴル力士会」(現在は休会中)の評判の悪さもあった。外国人力士を中心にいまだ蔓延っているとされる八百長疑惑を含め、相撲界は長年解決ができない大きな「膿」を出し切れないままでいる。  そんな白鵬にとって「日本国籍取得」は、自身に降りかかったバッシングの流れを変える最終手段といっていい。日本人になれば確実に協会に残れるため、いつ現役引退してもいいからだ。「日本国籍を取得せずに引退すれば、不祥事で相撲界を去った朝青龍、日馬富士の2人の元横綱と同じだが、白鵬には日本で『白鵬部屋』を作る選択肢が残る。彼はこれまで亡父・ムンフバト氏が出場した前回の東京五輪に続き、『'20年東京五輪で土俵入り』を果たして現役引退という流れを示していた。しかし、協会内部で白鵬批判が続くなか、日本国籍を取得すれば東京五輪を待たずに引退する可能性が高い」(前出のベテランスポーツ紙記者)  白鵬の野望には東京五輪での土俵入りに加え、もうひとつ、「一代年寄」が与えられることがある。  一代年寄は横綱の地位に上り詰め、20回以上の幕内優勝回数を持つ大鵬、北の湖、千代の富士(のちに辞退)、貴乃花の4人に与えられた栄誉あるものだ。ところが、この一代年寄も白鵬の素行の悪さが仇になり、白紙となる可能性が出てきた。  しかし、白鵬は幕内で人気上位の小兵力士・炎鵬など「内弟子」の数を増やし、「すでに銀座に“白鵬部屋”の土地を用意している」(相撲協会関係者)という話も相撲界で飛び交う。  資金面は全く問題ない。今年の名古屋場所から、白鵬は大企業(トヨタ)のスポーツセンターを無償で利用するなど、VIP待遇を受けている。彼のサポートを続ける紗代子夫人、義父で「徳島の森林王」といわれる和田友良氏(和田林業社長)の後ろ盾もある。最近の白鵬のパーティには国民栄誉賞・ソフトバンクホークスの王貞治会長も常連になった。白鵬は八角理事長を筆頭にした現執行部に対抗すべく、着々とその勢力を拡大しようとしているのだ。



■芝田山も春日野も器にあらず
 日本国籍の取得、そして現役引退をきっかけに白鵬の野望は日本相撲協会の「乗っ取り」に向けて大きく動き出す。日本に帰化すれば当然、白鵬は協会理事長を目指す。  以前から白鵬は「日本の相撲界に恩返しがしたい」と国内外の子どもたちによる相撲大会「白鵬杯」を開催し、モンゴルの首都・ウランバートルに土俵を作るなどの相撲普及にむけて積極的な活動をしてきた。  だが、その裏には「モンゴルで絶大な権力を握った元横綱・朝青龍よりアドバンテージをとりたい」(モンゴル人力士)との狙いもある。白鵬が「日本人理事長」になれば、朝青龍もそして日馬富士もなしえなかった、日本の相撲界を牛耳る存在になることができる。すでに白鵬にはみずほ銀行をはじめ、多くの日本企業が白鵬を窓口にした「モンゴルビジネス」を投資のチャンスとして接近しているという話もある。  それにしても情けないのは日本相撲協会だ。貴乃花を追い出し、いずれはその牙城をモンゴル勢に占領されかねない。八角理事長の次のトップ候補といえば、芝田山親方(元横綱大乃国)、春日野親方(元関脇栃乃和歌)らがその候補だ。しかし、いずれも役不足なうえ、過去に弟子への暴行疑惑など自身の不祥事もある。  相撲協会の大きな失敗は「貴ノ岩暴行事件」の真相を明らかにできず、何一つ問題解決できないまま放置してきたことにある。それは八角理事長ら協会幹部の無責任によるものだ。日本の国技が大危機にあるいまこそ相撲界改革へ向け執行部を刷新すべきだが、無為無策で貴乃花を追い出した協会には、その役目を果たせる人材がいないのだ。

(2019年9月号掲載)
ページトップへ
 

Copyright (c) 2002- Themis Co.,Ltd All Rights Reserved.
このサイトに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。
当ページへのご質問・お問合せは【こちら】までお願い致します。