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貴乃花‐相撲界刷新目指し政界進出へ
白鵬支配は許さない
メディアは“白鵬シフト”を強め不透明さを増すが彼は外から抜本改革を!


■出馬否定も狆況証拠瓩揃う
「政界はありえません。7月にニューヨークへ行く予定が入っています。将来の政界進出もありません」  かねてから夏の参院選への出馬が噂される元横綱・貴乃花が5月19日、記者会見の場で改めて否定した。しかし、“状況証拠”が揃うなかで関係者の期待は逆に高まっている。  この日、貴乃花は東京・帝国ホテルで「貴乃花御縁会」と題したパーティを開いている。発起人には小渕優子元経済産業相、遠藤利明元五輪担当相、浜田靖一元防衛相ら自民党の閣僚経験者のほか、次期JOC会長と目され、政界とのパイプもある山下泰裕氏(全日本柔道連盟会長)の名があり、定員450人の会場には最終的に500人が出席、詰めかけたメディアは約100人に及んだという。  全国紙政治部記者が語る。 「実はこのとき、自民党関係者が会場を訪れ、『貴乃花の名前でどんな人がどれだけ集まるか』を真剣にチェックしていた。彼が参院比例で出馬すれば100万票は堅いと自民党はそろばんを弾いているが、改めて彼の人気を確認したようだ」  貴乃花が記者会見を開いた理由は、「一般社団法人・貴乃花道場」の設立を発表するためだった。彼は「現役時代から、相撲界を通じた青少年の育成やその精神を国内外に普及させたいと思っていた」と語り、5月にはイタリア・ミラノ、7月にはニューヨーク大学での講演も決まっている。ただし、最近の貴乃花の活動を見ると、東京・六本木で開催した子ども向けイベントや横浜で開催された「チビリンピック」など、個人で参加できるレベルのものばかりだ。具体的にどんな組織を作るのかといった説明も少なかった。  貴乃花の政界進出について、ベテランスポーツ紙記者が語る。 「貴乃花本人がこれだけ否定しても政界出馬説が消えないのは、CM出演のオファーが殺到しているのに、それを断り続けている点だ。日本相撲協会を辞めてから、彼の懐事情もあまりよくないと聞く。それでも出ない理由を考えれば、選挙に出た場合、出演しているCMが放送の公平性の観点から流せなくなり、多額の違約金を払う可能性が高いからだ」  さらに貴乃花には、日本テレビの『24時間テレビ』への出演依頼もあったがこれも保留しているという。日テレには昵懇の担当者がおり、「本来なら二つ返事でOKする案件」(前出のスポーツ紙記者)だが、こうした状況から「参院選の直前まで発表を控え、より世間の注目を集めようという“戦略”ではないか」との見方も出ているのだ。



■白鵬の母が「無理しないで」と
 貴乃花は寡黙なタイプで、彼に近い関係者も「(昨年離婚した妻の)景子さんのほうが政治家に向いている」と指摘する。実際、多くのメディアが直撃インタビューをしているが、その回答は「いや、それは…」と言葉に詰まるだけのコメントが多く、彼の真意は伝わってこない。  しかし、もし貴乃花が政界進出を決めたら何を世間に訴えるのか──。それは間違いなく、日本相撲協会の膿を出し切り、再び相撲界を立て直すことだろう。  令和元年最初となる大相撲夏場所は、千秋楽にトランプ米大統領の観戦などもあり、大盛況で終わった。しかし、横綱・白鵬は先場所に痛めた故障が治らず、直前で休場を発表していた。だが、白鵬の故障については「夏場所を休むための仮病ではないか」「ケガの翌日、腕を軽々と回していた」などの厳しい指摘があった。それでも相撲協会は白鵬に物言うことはできなかった。  相撲協会が白鵬に頭が上がらないのは、彼が長年にわたり「1人横綱」で相撲協会を引っ張ってきたことが大きい。先場所千秋楽の「三本締め」問題でも、協会は白鵬本人ではなく宮城野親方のほうに重い処分を下している。相撲協会は何が起きても「白鵬中心」だ。彼がいま申請している日本国籍の取得が実現すれば「東京五輪後に引退、一代年寄白鵬になり、いずれは相撲協会理事長の席が黙っていても回ってくる」(前出のベテランスポーツ紙記者)のだ。  こうしたなか、多くのメディアも“白鵬シフト”を強めている。夏場所を休場した白鵬に批判が高まったとたん、スポーツ紙などが一斉に彼の母・タミルさんの「無理をしないでほしい」とのコメントを掲載。さらに「(日本国籍取得は)相撲という自分の世界で頑張っている。そのうえでの選択だ」などと完全に“白鵬擁護”に回っていた。  最近は新入幕した炎鵬(宮城野部屋)を持ち上げる記事も多い。炎鵬は168足叩99銑弔遼詁盧之變摸六里砲發かわらず、初土俵からわずか2年あまりでの新入幕が話題となっている力士だ。  しかし、多くのメディアが彼を語るとき、見出しには常に「白鵬の秘蔵っ子」「横綱・白鵬がスカウト」などの文言が並ぶ。炎鵬自身は日本人であり、彼の実力もあるだろう。それでも現状では、白鵬に“忖度”した過剰評価があるのではないか。



■「新・日本相撲協会」が誕生か
 ある熱烈な相撲ファンは「いっそのこと、白鵬をはじめとするモンゴル相撲協会と、日本人中心の新・日本相撲協会をそれぞれ作ればいい」と語る。実力はともかく、これ以上白鵬らモンゴル勢の息がかかった力士が跋扈すれば、以前から指摘されていたモンゴル人力士たちの八百長疑惑がさらに露骨なものになる可能性が高いからだ。  しかし、現状では協会を内側から改革できる人材はいない──。  それは多くの相撲関係者に共通した見方であり、結局、外から大ナタを振るうことが出来る存在は貴乃花しかいないのだ。貴乃花は以前から「相撲の世界に進みたいという子どもたちの育成」を自らのビジョンとして訴えてきた。彼が立ち上げた貴乃花道場では、まだ具体化されていないが、少なくともいまの日本相撲協会は白鵬理事長の誕生が最大の目的となってしまっている。そうなれば外国人枠は撤廃され、日本の“国技”は消滅するだろう。  日本相撲協会は公益財団法人でありながら、組織を透明化しようと動いた貴乃花を追い出した。その後も“隠蔽体質”は何も変わっていない。今回のトランプ大統領の観戦でも、協会はメディアに対し「記事にするな」と通達するなど情報をほとんど公開してこなかった。  貴乃花が協会を去ったあと、「改めて相撲協会の現状に嫌気がさし、本気で改革すべきと考えだした親方衆もいる」(前出のベテランスポーツ紙記者)という。一度引退した人物が協会に復帰するのは不可能だが、特任理事などの役職には就ける。  ただし、協会にとって最大の脅威は「貴乃花道場が“新・日本相撲協会”になる」ことだ。その実現には、やはり貴乃花が自ら政界に打って出て、相撲ファンはもちろん、国民の支持を得なければならない。

(2019年6月号掲載)
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